黒騎士探偵術　極意　パッシブスキル　和顔

黒騎士探偵術　極意

極意については門弟以外には公開していないが

当たり障りのない部分だけ紹介する。

探偵術の技術を大きく二つに分けるとパッシブスキルとアクティブスキルに別れる。

※　パッシブスキル：身につければ恒常的にその能力を発現する。　　アクテイブスキル：自分の意志によりその能力を発現する。

　例えば義務教育における国語はパッシブになる。国語の授業を受けた子供は日本語能力というパッシブスキルを習得し日本語の読み書きができるようになる。

これにより日本語での意思疎通や情報伝達が恒常的に可能になる。

　さらに国語を深く勉強し読解力を見つけると難しい専門書を読み解けたり、支離滅裂な文章や会話等の意味も理解できるようになる。　一度身につけると死ぬまで無意識に発動し続ける。

　水泳における泳法　例えばクロールなどはアクティブと言える。もちろんアクテイブスキルであるクロールを習得する前に

パッシブスキルである水を恐れないメンタル、息継ぎの習得が必要である。

　水泳技術の根源にはこの水を恐れないメンタルと息継ぎがありこれらが欠けているとどのような泳法のフォームを

習得しても泳ぐことは出来ない。

　探偵術においてもパッシブ、アクティブがある。隠し撮りの方法や新しい調査技術新機材の有効活用法これは全てアクティブに属される。アクティブではあるがそれを編み出す根源にはパッシブスキルが必要であるし、正確に運用するにはパッシブスキルが必要とされる。

　ほとんどの人間が人真似しかできず、最新情報に右往左往するのはパッシブスキルを習得していない故である。

　剣術でいう切り落としのような技術がアクティブスキルに見えて

その実、高度なパッシブスキルの元に成り立っており、習得している者は所作全てが極意であり奥義であるのと似ている。

　では探偵術に重要なパッシブスキルについて述べる。

パッシブスキル

和顔

恒常的に周囲の警戒心を下げ、聞き込みにおいては成功率をあげる。

和顔とは

字のごとく　柔和な顔付き　穏やかな表情　など、それに近いあるいは準ずる相貌を差す。

さらに和顔を備えたものは顔だけでなく雰囲気まで穏やかになる。

この業を長く続けていてなおかつ素行調査ばかり行うものは概していかにも調査員という顔付になっている。

それはどのような顔付きなのか

　簡単にいうと　野良猫のような表情であったり狐のような顔つきであったり、蛇あるいは爬虫類のような顔つきであったりもっとわかりやすく言うと　目つきが鋭く、常に不満そうな顔　といったところだろうか

　このような顔付きで張り込みをすると周囲に警戒心を与え

容易に通報に至ったり、聞き込みにおいては、初対面から相手に猜疑心を抱かせてしまうものである。

　和顔を持つものはこのような心配は早々無い。聞き込みにおいては信用されやすく張り込み尾行においてもよほどのことが無い限り警戒されない。

　単純に生まれついて持っている者もいるが

それも先ほど述べたように調査員生活が長くなると失われてしまう。

　接客業で長く荒波にさらされてきた者は後天的にこれを獲得している。

　ではこれをどのようにして身につけるか

　習得方法は門弟以外は非公開である。さらに進んだ探偵技術を学びたい方には

黒騎士探偵術　極意　の講座受講をお勧めする。