top of page

個人探偵の最適解

  • 執筆者の写真: blackknight3214
    blackknight3214
  • 2022年12月8日
  • 読了時間: 3分

我が国の探偵業者のほとんどが個人事業主の探偵業者である。



従業員は多くても2人程度


おそらく90パーセントはいわゆる『一人親方』であろう。



ではなぜこのような状況になっているのか




ree



単純に売り上げ、粗利が小さくて人を雇う余裕がないからである。


集客が出来ずに廃業するというは全くの素人探偵や商売でやっている探偵学校を出たものに多い。


探偵社勤務の末に独立した探偵、卒業生の面倒を見る探偵学校を出たものは


商才のあるものは自社集客に成功し高い売り上げを上げるようになって雇用する余裕が生まれる。


あるいは人手が足りなくなって雇用せざるを得なくなる。


しかし


商才がない者は下請け調査に精を出すことになる。この下請け調査の料金基準というのが


安くはないのだが人を雇うには不安が残るという金額くらいが相場になっている。


つまり一人親方が生活していくには全く困らないが人を新たに雇用することは到底できない。あるいは


人を雇用して仕事が増えなければ確実に生活水準が落ちるというのが明らかな状態である。



ちなみに実力の無い探偵業者は下請けの得意先が出来てもすぐに干される。


自社集客に成功しても業界内では常に悪評が流され続け、そのうち廃業に至る。



実力のある業者は仕事が途切れることは無い。それ故、当流は調査技術を重んじる。



大きな得意先を得た場合、従業員が多ければ多いほど売り上げ、利益を伸ばせる。


しかし一人親方の探偵はそのレベルに行くことが出来ない。



最も多いパターンそして逃げの選択になるのが知人の探偵業者に助けを求めることである。


これは目の前の課題をこなしているだけで根本的な解決にはなっていない。


この業界では同業他社に頼るのはトラブルのもとになり将来様々な障害や問題を生むことになりやすい。


これについては口伝とする。



最もコストがかからず容易に成せる個人事業主の在り方としては


夫婦探偵であろう


男女ペアで調査にも向いているし


出張、泊まり、その他様々な突発的な状況にも楽しんで対応できやすい


2人分の収入や機材などの資産を一元化できるのも効率が良い。


調査現場では息が合い、失敗してもそこまで尾を引かない。



妊娠すればそこで終わり



離婚すれば敵になりやすい



この欠点があるが我々探偵業者は夫婦間の様々なトラブルを目の当たりにしているので


配偶者選びには慎重になっていると思いたい。



夫婦探偵で運営が出来れば向上心さえあれば数年で規模は大幅に拡大できるであろう。


私はそのような事例を複数見てきた。



一人親方で伸び悩んでいる者は良いパートナーを探すところから始めるのが


安全である。



 
 
 

コメント


copyright©BlackKnight All Rights Reserved

bottom of page