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黒騎士探偵術 偵初法 基本六カ条

  • 執筆者の写真: blackknight3214
    blackknight3214
  • 2018年8月7日
  • 読了時間: 3分

それでは黒騎士探偵術 六カ条について述べる。


探偵の職能、技術はその都度変化し一定のものではない。さらに使う道具などは日進月歩である。最新のものが10年後ギャグになっていることがある。

そのため 不変の真理として基本を設けた。



忍 隠 感 偽  謀  執

これを

基本の六カ条とする。 この基本に乗っ取り その場に合わせて変化すればよい。(以下六カ条、全て口伝あり)

忍 

忍耐力 耐え忍ぶこと。「忍」という字は刃の心と書くが、古来よりこれに対して様々な

解釈がある。そのうちの1つは鍛え上げられ刃となった鉄刀のような心。 つまり強

靭で粘り強い心という解釈である。

探偵業に最も重要で探偵業を一文字で表すとこの文字が当たる。

張り込み、撮影では特に重要でこれが無い者は全く結果を出せない。



隠れること。つまり相手から見えない。周りから見えない位置を取ること。

隠すこと。人混み 、建造物、植物等 自分を隠すこともあれば機材などを隠すこともある。 また姿、形だけでなく音やにおい形跡なども隠す。昔の探偵はタバコの吸い殻1つ残すことすら嫌った。例えばタバコを吸わない人間が玄関前に吸い殻が落ちてるのを見てどうおもうだろうか?

車の中に女の髪の毛が落ちていた。妻の髪からたばこの匂いがした。帰宅した夫から石鹸の香りがした。些細なことから浮気がバレている。

例を挙げればきりが無いがちょっとした形跡から調査が露見することがある。



五感を使うこと。 見るだけでなく、聞く、匂う、感じることが必要。 ラジオを聴きながら イヤホン挿しながらの調査は謀、偽を使う時以外は以ての外である。

(例)室内から漂うにおいや物音で在宅がわかることもある。

偽り 嘘をつくこと。 張り込み聞き込みから調査業にかかわるほぼ全ての行動が偽りであるため正心を尊ぶ。

また嘘を有効につくには、つかなくて良い時はなるべく嘘をつかないことである。

偽装することや変装なども含む。

謀ること。相手をこちらの思うように動かすこと。または謀を用いて結果を取ること。

扉に仕掛けを施したり、こちらを向かせるために障害物を置いたりすることも同義である。ただし謀を仕掛ける際は相当に用心して準備を怠らないこと。

執着心。 探偵業務の全てにおいて必須。 張り込み、尾行、聞き込み 固執しなければ簡単に諦めてしまい結果が出ない。忍とは違い自分からくらいついていくような気持ち。しかし居つかないこと。(詳しくは『探偵術極意書』を参照)

この六カ条を元に


張り込み 尾行

撮影 聞き込み

を行う。

張り込みには忍、隠、感を尾行の際は隠、偽、執を主に使う。

聞き込みや、調査バレしそうな際は謀、偽、執を主に用いる。

6つ全てを無意識のうちの使えるようになれば良い。

探偵の調査術はこの6つから外れることは無い。

その中で特に私が重視しているのが執である。

とにかく証拠を取る。とにかく真実を判明させる。なにがなんでも撮影する。なにがあっても諦めない。このような強い気持ち、成果を上げる事へ強い執着心が調査の成功を生み、自身の大幅な技術向上を短期間でもたらす。

まだ経験は浅いが執のある調査員というのを幾人か知っているが、やはり短期間で大きな結果を出し高い評価を得ている。

ちなみに「忍」がないものは他にどのような才能があっても探偵は務まらない。


これらに加えてロゴにしるしてある2つのモットーenthusiasmとdikaiosynee

を加える(モットーに関しては「黒騎士探偵術極意」で解説する)

エンスージアズムとディカイオシュネーが合わさればおのずと強い心が生まれてくる。この心と先の六カ条とを融合させれば出来ないことは無い。


次回は張り込みについて



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