探偵の適正
- blackknight3214

- 2020年8月14日
- 読了時間: 3分
あらゆる職種に
向き
不向き
があるように探偵業でも向き不向きがある。

一般的に言われているのは
探偵に向いている外見なら
高身長過ぎず、低身長過ぎず、太りすぎず痩せすぎず、の目立たない体型
向いていないのはその逆で、190cmはあるような高身長
あるいは
150cm台の低身長。
拒食症に見えるほど痩せている。
相撲取りのように太っている。
このような平均から飛び出たような体型をさす。
※つまりこの本質は周囲、地域の平均から乖離しているということで
米国なら太っている事が当たり前であるし、オランダなどに行けば高身長であることが当たり前になり、東南アジアに行けば成人男性で身長160センチくらいは当たり前なのである。
令和2年現在の日本国内においては成人男性なら身長168~175cmくらいの体脂肪率20%前後が目立たない体型であろう。
今回述べるのはこのような上辺だけの適性の話ではない。
本当の意味で探偵に向いている(適性がある)者が持つ特徴の1つを挙げる。
今後も時間があれば記していく。
それではまず1つ
『噂話が大好き』 これは一般的には嫌われる人間の特徴である。
しかし探偵業においては大きな結果を残していたり
長い年月にわたって営業を続けている者は
決まって
他人の話が好きなのだ おそらくは子供の頃から友人知人らの噂話や
学校内、近所の事件的出来事に関心があったのだろう。 よく言えば 生まれついてのジャーナリストなのだ。
社会正義の為 人の風評(特に悪評などは)を徹底的に流布する。
とにかく人間に興味がある。
このようなものがベテラン探偵には多い。
さらにセンスのある者は「なぜそうなったのか」を追求するようになる。
しかし一方で注意すべき人間がいる。 風評、風説を自らの利益の為に流布するような輩だ。 周囲を自分に有利なように動かすために 大げさな話に改変したり 自分の希望を話に盛り込みほとんどねつ造のような話になっていたり
このような者は探偵業界に限らずどこにでもいる。
探偵業界の中でも口が堅く、噂話を好まない者もいる。
一般的にこのような人物は信用が出来ると好まれるだろう。
しかしそのようなものが探偵業界で長生きできた例を私は知らない。
これについては古伝の忍術書に記されている通りで
忍は忍同士での暗黙のルールがあり
忍は
知り得た情報を他家の忍に請われれば渡すことが掟
とされていたことに似ている。
つまり教えて欲しい、知ってますかと探偵から聞かれたら、よほど口止めされている事でない限りは教える探偵の方が探偵業界内では信用され信任を得て行き、またそのような探偵の元には数多の情報が集まるのである。
人は生存の為に情報を重視する様に進化していったという事実に通じるものがある。
それに反し、何も答えず、何も知らないという探偵もいる。
私の知る範囲ではそのような探偵で好かれているものは見たことが無いし、探偵業自体もよくもって15年くらいで廃業している。
またセンスのある者は
話を盛って利益があるなら盛るという人間の心理を理解している為
噂話の中にも厳しい裏付けを話の中から拾い出しまとめ上げる能力に長けている。
それゆえ情報に踊らされることがない。
あなたの身の回りに
噂話が好きで周囲の人間のあらゆることを熟知しているような人間がいたなら
数少ない探偵適性の持ち主であろう。








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