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ド3流探偵の量産

  • 執筆者の写真: blackknight3214
    blackknight3214
  • 2021年5月4日
  • 読了時間: 3分

ここ5~10年の間であろうか

インターネット広告代理店がマーケティングの遅れた探偵業界に目をつけ

新しい切り口で新進気鋭の探偵社という雰囲気で探偵業を始めだした。



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ビジネスモデルとしてまずインターネット広告を主に用い

口コミサイトなど(アフィリエイトによるランキングサイトや紹介所を装った誘導サイト)を乱造して集客し素人探偵が調査を実施するという形態である。

探偵業に資格等が必要ないのと、

業界にありがちな「誰もその調査対象者の行動の裏付けは取れない」という部分から

話術で客はいくらでも丸め込める事もあり参入しやすかったのだろう。

ここで育った素人探偵が現在独立していく時期に差し掛かり

業界内にさらにインチキ業者が増える土壌ができてきている。

ここから生まれた探偵は

探偵とは名ばかりのまさしく

人の後ろをついていくだけの調査員ばかりである。

それしかしてこず、それだけを求められてきたので致し方ないことである。

※しかしそれゆえにこれに特化した優秀な若手がごく僅かだが生まれていることも事実である。

これの何が悪いのか

昔の探偵学校ブームのころとは違い彼奴らは本当に実務を経験した人間で

そこそこの成功体験をもっているところである。

3名体制や下請けのベテランとの共同体制などで単純な浮気調査ばかり経験し

功が成ったと勘違いしてしまうのである。

実務経験のない学校卒業生の方が変な自信がないだけましである。

そしてこのような若者たちが

飯が食えずに 非合法な調査を売りにしたり

過激な激安広告をだしてみたり、他社のホームページをコピーしてみたり

痛々しいタレント活動をしてみたり、あるいは実際に安かろう悪かろうの業務を行い

探偵業の社会的地位を今まで以上に貶めるのである。(とはいえ老舗の探偵社も当たり前のようにこういうことをするのだが)

唯一の救いはこの層は比較的若年層であり、転職して人生のやり直しはきくところであろうか

探偵社選びは難しいがこの先さらに難しくなってくる。

老舗もインチキ、新参もインチキ、本物は検索しても順位30番以下という状況である。

1つ見極めるポイントとしては

ある程度長く営業していて検索の順位は高くなく、それでいてホームページはある程度更新されている探偵社

であろうか

つまり宣伝に必死にならなくても仕事があるということで、それは長期間に渡って同業者、士業筋などに腕を買われているということになる。

さて最後に

新参業者のド三流探偵でも当流に入門して精進すれば正道に戻ることができる。

せっかくの可能性を潰さない為にも心当たりのあるものは入門をお勧めする。

 
 
 

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