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サレ妻と探偵

  • 執筆者の写真: blackknight3214
    blackknight3214
  • 2020年3月3日
  • 読了時間: 3分

サレ妻 と 探偵



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ここ数年 浮気、不倫をされている妻をサレ妻と呼ぶのが流行している。

夫がされているとサレ夫という。

SNS上には『サレ妻」と自称するアカウントが散見される。

事実アカウント主はサレ妻のようだ。

中には元サレ妻と称し裁判、慰謝料、養育費等の請求などについて実体験に基づいた

コンサルのようなサービスをしていたりアフィリエイトブログを作っている者も目に付く。

もちろんこのような行為を私は否定しない。

自分のような目に合わない為に(探偵社選びに失敗した。調停などで曖昧な話で終結してしまい思うような補償が受けられなかった)使命感に燃えて行っている善人もいる。

ただそのような現状を見て私は一つ心配事がある。

自分をサレ妻だと喧伝する事がどういうことか

浮気されている女というのは心に大きな隙が出来ている。

世間一般でもフラれたばかりの女ばかりを狙う男や

彼氏、旦那の愚痴、相談事を聞きながらなぜか自分の女にしてしまう手口を多用する男が

一定数いる。

実は探偵業界でも浮気調査の相談に来た女性客と関係を持つ不届きな営業部員が昔から

数多くいる。

個人事業主、零細探偵事務所なら代表者が元依頼者と交際、さらには結婚なんて話もあるあるレベルだ。

さらに既婚の女性相談員が調査終了後に依頼者の男性(つまりこれはサレ夫である)と交際に至るケースも私は複数例見てきた。

古参探偵が

「いやーw お客さんとできちゃってねーw お金もらえなくなっちゃいましたwwww」と会合で笑い話をして、周囲の探偵らも自分もそういう事があるというような顔をして苦笑いをしている場面もよく見かける。

知っている話の中で最もひどいのは相談者の女性(サレ妻)と喫茶店で待ち合わせて概要を聞き取ると

「そんな旦那の事はもう今日は忘れて 私と今から遊びに行きましょう。やり返したら気分も収まりますよ!」と連れだしたという話だ。

このような半端者を見るたび、このようなになったら終わりだなと思い

今のところこんなことは起こさず探偵業界で生きられている。

何が言いたいかというと

サレ妻を喧伝するとこのような不埒な輩からターゲットにされる可能性が極端に高くなるということである。

現実に今、そのようなSNSアカウントにいわゆる出会い厨のような輩がDMを飛ばしまくっているかどうかは男の私にはわかりかねるが

そのような手口が今後は流行るかもしれない。

そのような輩からすれば狙い目であることは間違いないだろう。

「僕も浮気されて別れたんですよ~ 気持ちがよくわかります~」なんてメッセージが来たら注意していただきたい。

詐欺でもそうだが『一度騙された人間』『被害者』を再度狙うのは常套手段である。

探偵に相談する際には十分注意していただきたい。

黒騎士 ミツイシ

 
 
 

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