2020年の探偵
- blackknight3214

- 2021年1月7日
- 読了時間: 3分
いつのまにか2021年になってしまっていた。
今年1年世間はコロナに沸いたが
探偵業界にどのような影響をもたらしただろうか

緊急事態宣言発令当時、固定費が高い大手の一部は廃業するんじゃないか?
という見方が支配的であったが
国からの貸付あるいは給付金で凌いだのか倒産という話は聞こえてこなかった。
その反面、地域密着型の探偵社で積極的に営業活動をしてこなかったようなあるいは
してもセンスがなく結果が出ていなかったような業者が複数社窮地に追い込まれたという話を聞いた。
まあ人員削減や規模の縮小で乗り切っているようだ。
当流でも仕事量はがくんと減るのでは?と思われたが
意外に後半から盛り返し門弟は皆2019年よりも忙しい年になってしまった。
実際、2020年に追い込まれた業者が廃業、倒産までにいたるのは2021年にはいってからかもしれない。
というのも
すでに複数の商売の経験がある人間は
その分倒産、廃業も経験しているので『これはもうだめだな』となった時の
損切の意思決定や動きが速い。
これは過去に
どうにかして再起を図る
売り上げをもどす
なんとしてでも潰さない
このような努力を試みあえなく敗れた経験があるからである。
そのような経験がない者は
どうやっても無理な状況になってもなんとか事業を存続させようと金策に奔走したり
家庭や親族を犠牲にしたりするのがパターンで
間が悪いと自殺、一家離散などに追い込まれる。
つまり現在、すでに窮地に陥っている業者は先に述べたように現在、事業を存続させようと奔走中で
それも今まさに2度目の緊急事態宣言が発令されるというタイミングではどうやっても
どうにもならないと捉えるのが妥当であるからだ。
しかしこれは自然の摂理である。つぶれるところはつぶれ、残るところは残る。
今までもこれからもそうであり、自分がいつ、つぶれる側にまわるかもわからない。
今上手くいっている。この調子でこれを続けて行けば問題ない。
自営業者はこのような思考にとらわれた時が一番危ない。
今上手くいってる。 この時こそ次の手を打っておかなくてはならない。
上手くいっている時期に女遊びに精を出すような輩の先は知れている。(もちろん気持ちはよくわかる)
探偵業者が乗り出す新事業として最も親和性が高いものはなんであろうか
私にしてもそれは一生の課題であるが
一般的には相関するような業種が良いとされている。
しかし結局のところ 自分が子供のころから好きなこと をやるのが一番なのかもしれない。
私は探偵業と心中する気でいるので廃業したときには野垂れ時ぬ覚悟はできている。
もちろん家庭も無い。守るものは何もない。
諸君らは私のようにならないよう 探偵術で身に着けた諜報力、生存技術を使い家族と自分を守り
生き抜いてほしい。
ん まあ 私が探偵業で廃業するようなことになるなら日本から探偵業という業種自体がなくなっているはず という自信から
こんなこといっているのも少しある
それでは2021年も皆、事故、逮捕、行政処分などがないよう生き延びて行こう。








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