黒騎士探偵術 極意 パッシブスキル フォーティチュード

黒騎士探偵術　極意　

パッシブスキル

フォーティチュード

Fortitude

強靭な精神力から生まれる桁外れの防衛体力

ファストリカバリーは休息の際の回復力だが フォーティチュードはいわゆる粘り強さ、根性、精神力から生み出される強靭な耐久力である。 非常に高いストレス耐性ともいえる。

これを身につけると、一般人なら到底不可能な長時間にわたる活動が可能になる。 風邪を引いても短時間で回復し、切傷、挫傷なども１～３日で治癒する。

また一般的に『探偵は体力勝負、根性が必要』などと言われているが ここでいう体力、根性とは筋力、筋持久力などのことではない。

つまりマラソンなどを代表する持久力を必要とするスポーツと探偵業で問われる体力、根性はまるで違う。

探偵業とはストレスとの闘いでもある。ストレスは自分以外の全てから押し寄せてくる。 探偵社の従業員であれば上司や同僚、営業部員からも強いストレスを受けることは知っているだろう。 調査対象者はもちろんのこと全く無関係の人間からのストレスも高い。 調査を失敗した時のストレスも相当なものだ。 そして成功すれば次にさらに難しい仕事が待っていたり、どんどんと仕事を積み上げられてしまう事も多い。

私の知人のベテラン探偵は相当無茶をさせる探偵社に勤めていたが

『ブラック企業どころじゃない暗黒企業だ』と　よく自虐していた。

つまり探偵業で問われる根性とはストレス耐性の事であり、体力とは防衛体力を差す。

さらにこのスキルをマスターすると辛ければ辛いほどきつければきついほど さらなる気力が湧いてくるようになる。

一般的な探偵が「こりゃ調査になりませんよ」「こんな現場無理ですよ」と簡単に匙を投げるような案件で 「さてこれをいかにやってやろうか」と意欲を見せる探偵はある程度は見かける。

このスキルを習得していると ふるいにかけられ生き残った意欲を見せた探偵でさえ 途中で「これはきつい」「ダメだもう体がもたない」とあきらめた時

「むしろ楽になってきた。このまま死ぬか通報されて強制退去させられるまで続けられる」という状態になっている。

このスキルとファストリカバリーを備えると超人的な体力が得られる。

取得者2名がコンビを組めば凡人では到底活動不可能な環境に置かれても 2名ともアンデットマンのような状態になり活動しつづけることが可能になる。（パフォーマンスは高くは無いが延々と活動し続けられる。）

さて、身体を酷使しがちになるこの業界だが、「忍」「執」の維持にも気力とそれを裏打ちする体調は大きく関わる。 精神的強さと肉体的強さは両輪の関係にあるので食事や日々の生活習慣には気を使っていただきたい。

この能力の習得についてだが これに関しては遺伝的資質が大きく関わる。そして長年探偵を続けている者はこの資質を持ったものが多い。 後天的に身につける方法は門弟以外は非公開である。

さらに進んだ探偵技術を学びたい方には

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