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黒騎士探偵術 偵初法 服装について

  • 執筆者の写真: blackknight3214
    blackknight3214
  • 2018年8月25日
  • 読了時間: 6分

服装について


・自らの基本としての平服(一般的に自己の属性がしている最もありがちな服装。柄やロゴもない方が良い)を設定する。

場所によってはスーツなどが良いが対象者はどこに行くかわからない。遊園地でスーツなどにならないように。(口伝あり)


 2018年現在では20~50歳くらいまでの男性ならどこにいってもそれほどおかしくない服装はベージュ系色チノパンに暗系色のポロシャツであろうか

私服にも見えるし、軽作業の従業員にも見える。

チノパンを暗系色のバギーパンツにすると作業員色や刑事色が強くなる。

場合によっては有効だが前者よりは目につくだろう。


 女性ならジーンズに白カッターがありがちか。 女性はオフィスカジュアルが通用する分有利である。

もちろん年齢や土地柄によってありがちな服装は違う。

若い者ほど流行に乗った格好をしているので注意が必要である。つまり中年が若者の服装をしていると目立つという事である。


 色合いは明るい色よりは地味な色

後述する車両の選定の際と同じく、白、黒、紺、灰系色などがよく

赤、黄、青系色などは悪し。

柄は出来る限りない方が良い(平服に柄が無い方が変装用の衣服に柄を有効に使える)



髪型について


極端な髪形は避ける。

手櫛、ゴムなどで髪型が簡単に変わり、なおかつ特徴のない髪形が良い。

昨今では男性ではツーブロックが流行しているがあのような髪形をしてしまうと

どういじっても刈り上げている部分が同じになってしまうので良くない。

長髪も極端な短髪も良くないし、カラーリングも良くない。


アクセサリーについて

基本的に身につけない。悪目立ちするリスクが高い。


眼鏡、鞄、傘等の所持物

デザイン重視の奇抜な物は避ける。それで覚えられてしまう。

どこにでもある地味な物が良い。


眼鏡なら黒や銀縁。


傘なら黒かビニール傘。


鞄も黒系色のブランド物なのかバッタ物なのか1万円なのか2千円なのかわからないようなものがよい。


鞄に関しては出来る限り小さい物が良い。たまに大型のリュクサックに機材を詰め込んでいるものを見るがそれは二流がやることである。(詳しくは口伝)

鞄は持たなくてよいなら持たないくらいでいいのだがそれはそれで不便があるので軽くて邪魔にならないような鞄を『一応』持つのである。


以上のポイントを押さえたものを自身の平服とする。


基本はこれで動き、状況に応じて「偽」を使う。



変装について(張り込みの際のような長時間にわたる変装に関しては後述する。ここでは主に短時間の変装について述べる。)


長時間、長距離の徒歩尾行や、面取りの際に急接近したり店舗内で接近したり、あるいは警戒心が強い対象者だったりした場合、変装を駆使することになる。

うまく使えば有効だが使い方や作法を知らないと逆効果になる。

基本的には変装を使わざるを得なくなる状況というのは「良くない状況」ということになる。


変装を使った方が良い時 エレベーター 室内、店内等狭い空間で対象者の視界に一定時間入る時

長距離を移動するような時(家から電車、新幹線などを乗り継いで移動する時) 調査が長時間にわたると事前にわかっていて人員に余裕がない時

変装術の基本 姿形、シルエットと色を変える。 髪型を変えるのが簡単で有効。

変装の際は同時に三か所以上変更しないと見破られる可能性が高い。

見破られると最大レベルの警戒をされるので注意。



三か所変更の例 髪型、眼鏡、上着 マスク、上着、カバン 帽子、上着、カバン 髪型、ズボン、カバン 帽子、マスク、上着 など

変装スコア(合計が80点以上で合格。それ以下なら変装がばれる可能性がつきまとう) 髪型40 眼鏡、マスク、ヒゲ等10 上着40 ズボン、カバン20~40 その他付属品 傘、杖、犬、コンビニ袋、フードなど10〜60 姿勢、歩き方、体形、衣類の着崩し30 ただし目立ちやすいので乱用はできない

柄に注意 目立つ柄を使う場合は一度だけにするべし。

同じく傷やアザ、シミなど個人を特定できるような変装方法は一度だけにするべし。

また変装を有効に使うためになるべく対象者に自身の顔の正面は見せないこと。

※顔を完全に覚えられていると普通の変装は通じない。このような時は

変装と距離の調整や小道具の使用が必要になる(詳しくは口伝)

変装道具の携行方法 これが最も重要な問題である。

いつも車両が自分のカバン代わりに後ろをついてきてくれるわけではない。どこに行っても瞬時に変装が出来るように出来るだけかさばらないように携行しなければならず、取り回しも良くないといけない。(これは変装道具に限らず機材全般にも言える)

小物類は簡単だが 衣類は薄手のものを使う リバーシブルのものがあれば有効 カバンはスリーウエイが良い、カバンの中に薄手のナイロン製のバッグを入れておく、紙袋を現地調達も良い

変装は車両尾行で言うところの車両の変更と等しい。

他者の目を欺くことも使用理由であるが、自分の気持ちを強く持つためにも有効でそれが最も重要である(口伝あり)



私は素行調査を含めペット探しなどもしていたこともあり急な出動にそなえ靴は堅牢なブーツを履いていた(猫探しなどで荒地や湿地帯含め悪状況の土地へ入ることが多い) このような靴は防寒製と足の保護には優れているがいかんせん足音が鳴りやすいことと走るには靴が重く不利である。 ※もちろん足音が鳴りにくい歩き方や走り方は出来るし後述する足音を鳴らさない方法で一時だけ足音を消すなど出来るので あらゆる状況に如何なる時でも対応したいサバイバーなら苦難の道だがこれを選択するのも良い。

諸君らはペット探しなどはしないだろうから そのようなものを選ぶ必要は無いが。

靴選びの基本 軽いこと

重いと走られたとき不利になる。

暗色、黒系色を選ぶ。

白や赤などはやはり目立つし服装によっては浮く。

靴底はゴム

足音がしない

※すぐに履き潰すことになるので高価なものは控える。私は散々履き潰した。

 簡単に言うとスニーカータイプのものを普段使い、ジャングルブーツのようなタイプのものを場合によって短時間混ぜる。  例えば尾行後、相手が居宅入りして、張り込み開始。

その間、周囲を歩いたりする時は変装しジャングルブーツに履き替える。 これで張り込み中に対象者にみられたり、張り込み後に再度尾行になっても別人に見られる。

足音 歩き方を変えることにより足音を変える 大股、小股、小走りなど 姿を見ていなければ別人に思える。 マンション内や夜の住宅街の張り込みや確認の際に使う。 もちろん1番良いのは普通に歩いて足音がしないことであり、スニーカータイプが基本になる。

足音を消す方法 基本

風上よりは風下を歩く。

足刀部分を接地させ歩く。

あるいは足全体をゆっくり接地し前進の際に重心を足に掛けず前方に持っていくように歩く。(靴の種類によってはかかと部分、あるいはつま先部分のみを接地させると音がならない。それは各自の靴で確認すること)

場所によっては地面に玉砂利などが敷かれている場所がありどうしても足音がなる。さらに足跡がつきやすい その際は 出来るだけキワ(敷地の端、壁際など)を足刀で歩く。

靴を脱ぐ 靴を脱ぐと足音と足跡は消えるがその様を見られると怪しい 深夜や早朝などで短時間しか使わぬこと こういう部分で雨天は有利である

※雨天、荒天について

現代では撮影の際にはもっぱら電子機器が使われる事と面取りや対象者の姿、車両の確認がしにくくなるため雨天などは嫌がられる傾向にあるが

実際には対象者の周囲に対する注意力が狭まる為、調査自体には非常に有利に働く。


実技面や具体的な道具の話に入ってくると口伝が増えてくる。

正しい技術を学びたい方は講座『偵初法』の受講をお勧めする。


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